« 2010年02月 | メイン | 2010年06月 »

2010年03月14日

ハッキョは、子供達のもの

鳩山政権になって、少しは良いこともあるだろうか?疑心暗鬼で成り行きを見ていたら
いやあ~、民主党の本性も現れてきたような感じだ。

ウリ・ハッキョ。日本語で「私たちの学校」これは、朝鮮学校をあつかったドキュメンタリー映画のタイトルでもあった。韓国の監督さんが撮っている。
以前のエントリーで書いている。リンクはこちら

言いたいのは、高校無償化から朝鮮高級学校を除外することはやめて欲しい。ということだ。今日も、夕方のニュースワイドショーで、日本にある外国人学校を取材しており、朝鮮高級学校にも当然行っていた。
黒板の上には確かに「金成日」「金正日」の肖像が飾ってある。生徒にそれについてどう思うかインタビューしていた。生徒の答えは「あの方たちがいなければ、私たちは存在してませんでしたから」といった内容だったと思う。実際に在籍している子供達は、韓国籍や日本籍の子もいるが、日本にいる在日外国人のうちでもコリアンの人々の立場は、その他の国の人々とスタートから違う。いままでも朝鮮学校の子供達は、偏見や差別から脅威を感じている。何かあると、脅迫される。通学にチョゴリを着ていけない。
など。今回のことでも、心配している。

国と国との政治問題で子供達のよりどころである学校を補助対象からはずすなんていうのは、教育の不平等だ。。
国とは別に大阪府は橋下知事が学校を訪問しており、当初はとても高圧的なものいいで補助金問題を語っていたが、訪問後のコメントは、当初とは変わっていてほんの少し見直した。「教育内容はきちんとしている。」とのコメント。朝鮮総連との関係を絶つことで補助を考えたいということらしい。子供達が教育を受ける権利を、民族的なアイデンティティを得る場としても認めて欲しい。

こういう問題を考える時、この日本というエリアで北も南も一緒に日本人も他の国の人も一緒に共存していくために良い訓練を私たちは受けているんだとも思う。


投稿者 pianocraft : 22:28 | コメント (6) | トラックバック