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2008年02月 アーカイブ

2008年02月07日

中国の青年

ギョーザのニュースばかりの最中、週末の一日、かかわりがあって中国人の青年が一泊、我が家に滞在した。
二胡という楽器のメンテナンスを指導する仕事をしていて、二胡奏者ジャー・パンファン氏の甥っ子にあたる。普段は東京で生活しているので、大阪の仕事の関係でウチにきてもらった。

この日の夕食は、石焼ピビンバ、参鶏湯も用意(こちらは鶴橋製)
中国でも北のほうは朝鮮族の人がたくさんいるから、朝鮮料理はよく食べていたそう。
中国の話をすると、本当に大きな国だとわかる。
北京まで電車で20時間以上かかるところが生まれで、飛行機で行くと、月収の5分の1くらいの旅費が掛かってしまう。日本とサイズが違う。

いろんな国のことを知るには、友達をつくるのが一番。

朝は雪が降っていた。関西に来ても忙しくて、京都も奈良も、もちろん大阪観光もしたことないそうなので次に来たときはゆっくり案内してあげましょう。

2008年02月13日

犠牲を強いられる

沖縄の米兵にようる性暴行事件で、沖縄の憤りが再燃している。
繰り返される暴行事件は、基地があるというだけで尋常でない苦痛をさらに強いることになった。

今日、NHKのクローズアップ現代では「国vs自治体 基地と補助金をめぐる攻防」と言うテーマで放送を行っていたが、岩国の例のように国が補助金をカットするというような事態が現実のものとなったために沖縄でも日米再編にともなう国の要求を拒否することに不安をもち、意向を変更する地域もでてきた。TVでは金武町をとりあげれていたが、基地が町の60%という状況で生きる人たちはたまらない。
子供に飛行機の騒音についてどう思うかインタビューしていたが、「人殺しの練習してるんでしょ」と冷ややかに答えた。

アメとムチ。
沖縄だけでなく、大きな町に住むものは自分たちが都会の経済の恩恵をうけていることを忘れずに、地方の基地のある町の状況を知る努力を惜しんではいけないな、と思う。遠い、ケニアやイラク、パレスチナに思いをめぐらせるけれど、ホントは米軍基地があることによる、日本の中の「武装地帯」をどうにかしなければと思う。

基地に頼らないでも、地方が生きていけるように。原発がなくても生きていけるのと同じように。

番組では、岩国が、市民を2分してしまったことに対する不信を市長選にぶつけていた人がいた。
六ヶ所村でも賛成派、反対派が2分。お隣さん同志が、意見の対立でおかしくなっていく・・・これもつらい。反対の意見の人間も多くいることを踏まえたうえで、活動してほしい。という気持ち。
全て丸く収まる方法など、ないのかもしれない。けれど、誰もが願う、一番大切なものはあたりまえに、安全に暮せるということだ。

米兵だって、人殺しの訓練ばかりしてたんだ。人として、偏った状況におかれているだろう。そもそも、そんなに軍隊がいること、常時、派兵されていること自体がおかしい。国によって、「壊れた人」になりたくない。

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