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2009年01月 アーカイブ

2009年01月08日

STOP! 殺さないで

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ガザは毎日、血が流れ、家や学校が燃えていた。
TVで毎日報道される回数が増える。
メーリングリストには、緊迫したメールがどんどん流されている。
息が止まりそうなくらい、迫る悲しみ。

今日の夜の報道では、一日3時間人道支援のために回廊をあけるそうだ。
緊急に支援しないと、飢餓がおこるという。
しかし、支援しても、攻撃したら意味が無い。即時停戦を望む。

3つのアクションを紹介しておく。

◎アムネスティインターナショナル日本  緊急WEBアクション
「閉じ込めないで! 殺さないで!」
パレスチナ・ガザ地区への違法な攻撃の即時中止を
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2141

◎大阪で デモのアクション
許すな! イスラエルのガザ侵攻 1・10緊急行動

×××××× パレスチナの民衆を殺すな! ××××××

イスラエルは、昨年末から続くガザ攻撃によって、すでに
500人以上のガザ住民を殺害しています。今も、人々は、
電気や水を止められ、食料確保もままならない状況のなか、
イスラエル軍の攻撃にさらされ続けています。

私たちは、イスラエル軍による虐殺行為の中止、ガザ地区
の封鎖解除、そして、パレスチナにおける公正な平和の実
現を広く訴える緊急集会とデモを行います。

イスラエルの暴走を止めるためには、国際社会からの圧力、
抗議の声を挙げていくことが不可欠です。より多くの方の
結集を!!

なお、参加される方は、プラカードや横断幕など、街頭に
アピールできるものをご持参いただければと思います。


日時 ● 2008年1月10日(土) 午後2時集合
~午後2時45分デモ出発(3時半頃梅田解散)

会場 ● 中之島公園女神像前
(地下鉄淀屋橋駅1番出口から徒歩3分。大阪市役所南側)
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&grp=Air&nl=34/41/23.244&el=135/30/21.096&scl=
25000&icon=home,,,,,&coco=34/41/23.244,135/30/21.096

発言 ●
岡真理さん(京都大学教員)
B・サーメドさん(ガザ住民、携帯電話を通じての参加)
参加団体・個人からのアピール・行動提起

主催 ● 許すな!イスラエルのガザ侵攻1・10緊急行動
実行委員会

【呼びかけ団体】
ATTAC関西
アムネスティ・インターナショナル日本
釜ヶ崎医療連絡会議
釜ヶ崎パトロールの会
関西共同行動
日本キリスト教団大阪教区社会委員会
パレスチナの平和のための関西連絡会
パレスチナの平和を考える会
リブ・イン・ピース☆9+25

【連絡先】

関西共同行動
tel: 06-6364-0123(中北法律事務所)
fax: 06-6364-5247
email: kyodo@cpost.plala.or.jp

パレスチナの平和を考える会
tel; 06-7777-4935(共同オフィスSORA)
fax: 06-7777-4925
email: palestine.forum@gmail.com

◎ガザを考える集会

■ガザ~この現実
   一方的な破壊と殺戮の中で
~~~~~~映像とトークの夕べ~~~~~

 昨年末からイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への無差別空襲は、死者400
人、負傷者2000人を超える惨事を招き、年明けからは地上侵攻が進められていま
す。
 国際的な市民社会からは、ガザ攻撃への非難と即時停止を求める声が高まって
います。
 ジェノサイドともいえる今回の事態がなぜ起きたのか、その原因と背景、そし
て平和的解決の可能性を知り、考えるために、ガザを舞台にした映画「レインボ
ー」の上映と、パレスチナ問題に詳しい京都大学准教授・岡真理さんの講演を、
市民社会フォーラム第44回例会として緊急に開催いたします。

どなたでも予約なしでご参加できます!!!

▼日 時 1月19日(月)18時30分~
▼会 場 伊藤塾・大阪梅田校
 地図URL↓ 
www.itojuku.co.jp/20sch_umeda/map/255.html
 JR大阪駅より徒歩5分、 阪急梅田駅より徒歩3分
 TEL.06-6372-0610
 〒530-0012 大阪市北区芝田2-7-18 オーエックス梅田ビル新館5階

▼参加協力費 500円 

▼プログラム
1、上映・ドキュメンタリー『レインボー Rainbow』

映画紹介『レインボー Rainbow』
「第14回地球環境映像祭」2006年度アース・ビジョン大賞受賞作品
(2004年作品/パレスチナ/41分/ビデオ)
プロデューサー:ラマタン・スタジオ
監督:アブドゥッサラーム・シャハーダ
イスラエル侵攻下のガザ。
その過酷な現実を詩的かつ象徴性豊かな映像で表現し、2006年3月、第14回
地球環境映像祭でその芸術性が高く評価され、アース・ビジョン大賞を受賞。
占領下で破壊され、奪われ続けるパレスチナの人々の生活と生命。
その痛み、悲しみをレンズに焼きつけるかのように、カメラはまわる。

2、トーク・岡 真理(おか まり)さん
最新の「ガザ」情報と「パレスチナ問題」についてお話します。

プロフィール
京都大学大学院 人間・環境学研究科准教授。
専門は現代アラブ文学、第三世界フェミニズム思想。
学生時代にパレスチナ文学に出会い、以来、パレスチナ問題に関わる。
今回のイスラエルのガザ侵攻では、当地からのメールを翻訳して全国に配信し続
けている。著書は『アラブ、祈りとしての文学』(2008年、みすず書房)など。

▼みなさま、ぜひご来場ください。

※お申し込みなしにどなたでも自由に参加できますが、
 人数把握のために事前に連絡いただければ助かります。

 お申し込み・お問い合わせは市民社会フォーラム
civilesocietyforum@gmail.com まで

▼主催
市民社会フォーラム
http://sites.google.com/site/civilesocietyforum/

▼共催(順不同)
フレンズ オブ マーシー・ハンズ
http://blog.goo.ne.jp/iraqimd2006
平和の井戸端会議
http://blogs.yahoo.co.jp/yuubokuminn2003
EGピース
http://egpeace.gozaru.jp/
イラクの子どもを支援するおおさか市民基金
http://supporttheiraqi.aikotoba.jp/
しなやかな平和のつばさ 武力は無力!平和に生きよう笑顔のネット♪
http://ameblo.jp/yuubokuminn/

2009年01月10日

再掲載 1.19 ガザを考える集会

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アラブ研究の岡真理さんの講演、映画「レインボー」の上映があります。

主催の市民社会フォーラムのHPより

ジェノサイドともいえる今回の事態がなぜ起きたのか、その原因と背景、そして平和的解決の可能性を知り、考えるために、ガザを舞台にした映画「レインボー」の上映と、パレスチナ問題に詳しい京都大学准教授・岡真理さんの講演を、 市民社会フォーラム第44回例会として緊急に開催いたします。

どなたでも予約なしでご参加できます!!!

▼日 時 09年1月19日(月)18時30分~ ▼会 場 伊藤塾・大阪梅田校  JR大阪駅より徒歩5分、 阪急梅田駅より徒歩3分  TEL.06-6372-0610 〒530-0012 大阪市北区芝田2-7-18 オーエックス梅田ビル新館5階

▼参加協力費 500円 

地図は、市民社会フォーラムのHPにあります。http://sites.google.com/site/civilesocietyforum/Home

岡真理さんは、パレスチナに公正な平和を実現するために、あなたにもできる25の行動を提言されています。(追記 下記に転載)
じりじりと、何もできずに思いを募らせている私のような人間にもできることを教えてくれます。
今起こっている事態がいかに非道なことか、緊急のメールが交わされている数の多さでも緊迫感がつたわります。想像力をいかに働かせるかが問われます。

私は、身近に1つの命をかけて病と闘っている人間を知っています。1つの命がいかに重く、かかわりのあるそれぞれの人がその1つの命に繋がり、さらに多くの人に繋がっていくことをつくづく感じます。
生きている1つが失われた時の損失は計り知れなく、多くの知らない場所の大人や子供の命がどれだけ無数につながり、私たちまで届いているのか考えるべきです。


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2009年01月15日

グローバル企業はどうかと思うけど・・・

年末は、最後まで仕事が入ったりして、大ぶ手抜きの大掃除だったが、ある事情で部屋の模様替えを余儀なくされた。
特に家具は増やしたくないと思っていたが、収納の問題があり思い切ってワードローブを購入した。

IKEAで、買った組み立て家具だ。IKEAで実物を見てなんとかなるだろうと、最後の商品棚でピックアップするのだが、その時にその重さと大きさに驚いた。
確かにワードローブは大きい、191cmのたっぱがあるから、パーツも大きいと思ってはいたが、梱包2つの合計の重さは93kgもあった。もちろん、配送を頼んだのだが、設置する場所は2階だし、配送の人がちゃんと運んでくれるかも心配したが、ちゃんと2階の和室に届けてくれた。

IKEAは、グローバル企業だ。日本のイオングループだって、世界のグローバル企業のstoresのランキングでも21位だし、ヤマダ電機しかり、Amazonも、イズミヤも、ダイエーもそう。コストコももちろん。
そういうところでお買い物を全くしないという生活は、なかなか考えにくい。けれど、一方で地産地消や
輸入ならば、フェアトレードでと自分の生活の中のほんの少しは、意識して買い物する。
そんな思いを常にはおもいながら、今、イスラエル支援企業をボイコットしようという声も聞こえてくる。

それは、マクドナルドやスタバなどなので、なくても全然差し支えない。むしろ、必要としてない。
ボイコットも個人ができる意思表示だが、逆にパレスチナオリーブなどのフェアトレードを盛んにアピールしたり、積極的に買うという意思表示も大事なように思う。

例のワードローブの組み立てについて、話をもどすと。
和室一杯に、梱包を解いた板を並べる。組み立ての説明は、注意書き以外は全て、絵のみの表示となっている。ユニバーサルデザインらしく、全世界で共通の絵。ただし、もう少し、ねじや金具のところなど、絵の拡大が欲しいか。私は、木工が好きだし、以前も机もイスも自作しているので、パーツの組み立て自体は簡単だった。安いものを購入したので、それなりの材であったが、この際本当に大掃除して、ついでに家具を地震対策のためにすべてL型金具でとめた。久し振りに工作をしていて楽しかった。
気分転換になった。

2009年01月23日

1300人の虐殺、一人の死

ガザが停戦になって、イスラエル軍の集団虐殺の事実が明らかになってきたらしい。さっき見た、報道ステーションでは、人が集められ、一度に虐殺されたり、子供が殺されたりする証言が報道されていた。1300人の無念は、つらい。けれど人の命だけでなく、残された人々から、住む所も水も医療も奪った。

イスラエルでも、反対運動をしている人がいることも事実だし、イスラエル人全てを悪魔のように思うわけではない。けれど、イスラエルという国は、大きな間違いを犯した。

私の身内にがんと闘っていた人物いた。1300人の悲しみに比較ができないが、私には大きすぎる死だった。余命宣告を聞いて、「闘って、生き抜いて」と願いつづけた。けれど、がんの進行は恐ろしい勢いであっという間に、自由を奪い、痛みを与えた。強い薬で朦朧としながらも、闘い、年末には、皮肉の1つも言える状態が、年を越して急激に危ない状況となった。

私の悲しみは、もっとも側で看病していた人の無念に比べようもないと自分の情けなさに、カツを入れようとするのだが、蘇る表情や言葉、最後に言った「また、くるね。」の言葉がぐるぐるめぐる。
色んな思いを複雑に感じる。
人は、その人との関わりの中でのみ、その人の中で生き、死と共に封印される。
実は、いろんな面や、言葉や表情で生きているのに、知らない面が沢山ある。無宗教の葬儀で、僧侶もいない、読経もない、知らない人もいない。棺をかこんで近しいものだけが語り合うゆったりとした会葬で、そんな故人の知らない面をしった。私の中だけでなく、いろんな人の中でずっと、生き続けてね。

こんなに手厚く、思いをこめて、送られることは、幸せなことなのだろう。
まだ、瓦礫の下で閉じ込められているガザの人の無念を思う。

2009年01月26日

「カムイ伝講義」を読んだ

kamui.jpg「カムイ伝講義」田中優子 著

在日韓国・朝鮮人の歴史、韓国の現代史、アイヌの歴史、そして、部落問題については、ずっと気にかけているテーマ。そして、人の中にある宗教・信仰の問題なども私のアンテナは強力に反応する。

そんな中、「カムイ伝講義」という本があることを、著者の田中優子さんがラジオでしゃべっているのを聞いて知った。そもそも「カムイ伝」すら、名前はしっていてもどんな劇画かは知らなかったので、その話を聞いているととても読みたくなった。

江戸研究の田中さんは、テレビでも和装のコメンテイターとしてよくお見かけする。
法政大学で、「カムイ伝」を題材にいろんな江戸の下層の人々の観点からテーマを抽出し分析し、補完した講義をされていて、それを編集したものがこの本だった。
WEBでも読むことができる。 小学館のサイトhttp://kamui.shogakukan.co.jp/kamui/2005/09/post_2.html

江戸時代の身分制度がいかなるものであったかというのは、最近ではいろんな本もでていて、時代劇と実際がずいぶん違うものであることを感じはしていたが、カムイ伝を通した分析では、農民の生きる力、技術、知識、権力に抗するパワーなど圧倒的で、武士は刀をもって人を切ったりすることはまれであったり、下層身分の人達が実は重要な働きで江戸時代の合理的な経済システムを支えていたことなどがあきらかにされ驚く。武士の姿は藤沢周平さんの小説にでてくるような下級武士の苦しい生活が多くの武士の生活であることなどもようやく、知るようになった。

だから、現代日本人が「サムライ」といきまくのは、何だかこっけいだ。

江戸時代の職業について詳しく書かれているところも、とても面白かった。
知らなかった、山丈は、絵本にでてくる「山男」のことだったり、いろんな職能をもった人物が紹介されている。医者になった人物は、もともと処刑の仕事にいた人間だったり、動物をさばくのが上手だったりで勉強のすえ、外科手術をし、人を助け、一揆を率いていくなどダイナミックだ。

是非、「カムイ伝」「カムイ外伝」を読んでみよう。

現代では、自分の生活は、他人がすべてしてくれていた上で、お金と交換に手に入れているにすぎない。買ったものが作られて、あるいは、さばかれて、自分の口にはいったり、生活を彩ってくれるその結果の部分だけを享受している。しかも、それは、今では多くは日本の外からやってくる。
そんな生活の危うさ、生の弱々しさを江戸の時代のダイナミックな生き方を知ることで、考えるヒントをもらえる。グローバル経済のままでよいのか?すでに破綻した世界を一から見直すときに、それぞれが自立して生きる力を持つということが重要に思えてきた。

2009年01月29日

飴にたよる季節

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大人買い

鼻がむずむずしてきた。2年前の11月にレーザー手術をして、アレルギー剤を飲むことは、ほとんどなくなったと言っていい。
けれど、程度はましとはいえ、依然として症状は現れる。
目もかゆいし・・・

そのため、この「鼻トールメントール」という飴を年中持ち歩いているのだが、いかんせん花粉の季節しか販売していない。しかも、特定のコンビニにしかない。
ので、見つけたら、箱買い。大人買いということになる。

ちょっと、暖かいな~と思ったら、やっぱり花粉も飛び交っているようで。
インフルエンザも罹患率高いし、気をつけなくてはならないと思っているところ。

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