人権は、見えない

リバティ大阪、ピース大阪、クレオ大阪、朝鮮学校………
これらの施設の名前のを見てピンと来るのは、大阪市民だけだろうか?

橋下市長によって補助金カットや統合廃止を計画されている所だ。

今、リバティ補助金カットなど、大阪の補助金削減案についてのパブコメが求められている。
メール無記名でもできます。ただし、29日まで!

大阪市制改革推進プラン(素案)
補助金に関するページはこちら

このブログがパブコメの書き方を解説している。
リバティ大阪を応援する

リバティは、マイノリティとして足を踏まれてきた人達について学べる貴重な場所だ。
存在だけでも意味深い。私も実際何度か足を運んだが、展示内容も性的マイニノリティについてなどや、新しい内容も加わり変化しており、企画展や講演会など時々に応じて行っている。

昨年も訪問したが、今夏も岡山のハンセン病回復者施設である邑久光明園、長島愛生園に再訪する予定にしているが、入所の方々は、高齢で次世代にこんな隔離政策が有ったことを生の声で聞ける機会はいつか途絶えてしまう。彼らの生きた証しは誰が伝えて行くのか?リバティ大阪で学べる意義は大きい。

人権というものは、特別な人が主張するようなものではない。それが奪われた時、侵害された時に初めて自分に実感できる誰にでもある普通にあるものだ。けれど、往々にして人の足を踏んでるのに気がつかない、痛みが自分に感じられないから。
人は、悲しいことに差別することで自分のアイデンティティを守っているというときがある。
それも、差別されているものが、さらに差別をドメスティックな場所で行うという、連鎖もある。
その底辺には、女性や子供たち。

意識して学ばないと得られないこともある。リバティにはそんな大切なメッセージがたくさんある。

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