連休は、今年も高槻ジャズストリートへ♪

高槻ジャズストリート

連休が始まります!
今年も連休後半は、高槻周辺へケセランぱさらんが、出現します。

5月3日、4日と50を超える場所で音楽が踊ります!

私たちは、5月4日 14時〜 JR高槻前 西武高槻前で45分間 演奏します。
今回は、パーカッションも入ってもらい、ブルース三昧♪
ケセランぱさらん〜音曲パラダイスショー〜 ジャズストバージョンをお楽しみに!
いつものように、ウクレレ、アコーディオン、二胡、ノコギリも登場!

再び神戸とともに

今日は、初めて神戸の震災支援をしている「NPO法人よろず相談室」の活動に同行させていただいた。

TVで代表の牧さんが話されてるのを何度か偶然見ていて、ぜひ一度何か一緒に活動にお役に立てないかと考えていた。
東北にも定期的に行かれているが、そもそも阪神大震災から活動を開始されたボランティア団体だ。
阪神大震災からもう少しで20年を迎えるが、復興住宅に入居している方々が高齢化し孤独になってきている状況がとても深刻であることを知る。
てじょんは、1995年から2003年まで8年独自で仮設住宅から県営住宅に移行するにいたるまで訪問ボランティアをしていた。訳あって、現場から離れたが、まだ問題があること人と人をつなぐコミュニティが失われている現状を知り、今の私たちのちんどん演奏や手作り楽器が何かのツールにならないものかと考えた。

牧さんもそういった、賑やかしの必要性を感じてくださり今日は、復興住宅でちんどん太鼓とアコーディオンで懐かしい曲や子供さんにはアンパンマンなどを演奏しておしゃべりさせてもらった。

東北ももちろん、これからも大切な関わりだが、再び神戸に関わろうと思う。
長く継続すること。神戸の人たちも孤独にさせないよいに、忘れないように、自分たちに言い聞かせまた、新しいご縁をいただいた。

よろず相談室
http://npo-yorozu.sblo.jp

4.3事件を扱った初めての映画「チスル」

チスル

済州島の4・3事件慰霊祭に昨年は行った。大阪の生野区には、多くの済州島出身の在日の人たちがいる。ということは身内を失った遺族であるという可能性も高い。
韓国でもタブーのように積極的に4・3事件とは何であったのか語られて来なかった。この映画は、映画として初めてこのテーマを扱ったということにおいて大きな意味があることと思う。

第二次世界大戦終了後、朝鮮半島は米・ソに二分されて統治されていた。そんな中、南朝鮮を統治していた米が南に新国家を樹立させるため単独選挙を実施をおこなおうとする。こうなると国が二分されることが固定的になるため反対する勢力が生まれた。済州島では、その前に警察との衝突もあり、単独選挙も反対勢力の抵抗が強く1948年4月3日に300名ほどが武装蜂起した。政府と衝突、赤狩りというような形で、米軍の指示により済州島の焦土作戦が命じられた。暴徒を射殺するというが、結局1954年までの7年間で3万人の罪のない人々が自国の軍隊によって残虐な方法で殺された。

この映画は、この不条理な殺戮を、軍隊の側、逃げて洞窟に隠れる村の人々の側、2つのサイドから描写される。モノクロで過剰なおどろおどろしさは消えているが、抽象的な人物設定もあり、実相を知りたいとか、事件の全体像を知りたいといった思いは打ち砕かれる。虐殺の恐怖、なぜ殺されないといけないのかわからないまま殺される人々。

大阪に暮らす多くの済州島出身の方達は、この島から逃げてきた人たちも、また多いのだ。