遅れてきたブーム

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50ANS D’ACCORDEON

レッスンのたびに、アコーディオンの曲を全然モノにできてない敗北感に打ちひしがれるが、しかし家に帰ると、立ち直るというか、開き直りひたすら前向いて練習。精進。

アコーディオンを手にした時に楽器先行、音楽後というアプローチに、情報収集や音源の探索の旅に出ていき、多分いつまでも旅…状態だろう。アコーディオンを使う音楽のブームのメインストリームというものがあったのか、無かったのか分からないが、80年代がワールドミュージックブームであったとしたら随分遅れてきたものだ。けれど、その頃は仕事も子育ても忙しく、バンドもたまにやっていたので、その時ではなかったのだろう。という事にしておく。

で、CDなどを探していると、中古やインポートものしか手に入らないものもある。結構Amazonを探る。このCDも紹介されているHPを見て中古のものを見つけて買った。
6枚組で、一枚ずつワルツ、ミュゼット、マーチ・ポルカ、スウィング、妙技、バルでのダンス曲と、オリジナルの古い音源が聞けて当たりだった。フランスの古い音楽たち。いい感じ

アコーディオンをはじめて気がついたこと。
この楽器を使う音楽は、中々人間臭い。地べたの臭いがする。好きな世界だ。

私の音楽の旅は、ルーツ巡りの旅でもある。音楽そのものより、人間に惹きつけられているのかもしれない。昔から聞いてきたブラックミュージック。より深く知りたくてGospelを歌い、聖書も少しは勉強し。
けど、ある日、日本のルーツミュージックって何やねん?と思った。。

その時に、ナミイおばあとであった。
どんな時も歌って生きてきたおばあ。

いつも差別されたり、不遇な状況の民族や人に惹きつけられるのは、自分も差別される側の性であると思ったことがあるからかもしれない。昔は露骨に言われたもんな。
音楽は、私に旅を与えてくれた。心の旅も、実際の旅も。
さあ、私もアコーディオン弾いて、歌うおかしなオバアになるために修行します。
出会う方々、そして先生もどうぞお付き合いください。

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