第8回大阪アジアン映画祭プレイベント

3月8日より始まる大阪アジアン映画祭のプレイベントの情報を見つけて、楽しみにしている。

映画祭そのものも興味深いが、その前、3日に行われるプログラムは、2つの作品の上映とトークもある。

上映されるのは、

ベストテン第1位受賞記念上映(作品賞・監督賞:ヤン・ヨンヒ監督)
かぞくのくに
2012年/100分/配給:スターサンズ
監督・脚本:ヤン・ヨンヒ 撮影:戸田義久
出演:安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュン、京野ことみ

北朝鮮から帰ってきた兄お話を、「ディア ピョンヤン」などドキュメンタリーで描いてきた監督 ヤン・ヨンヒさんが劇映画として撮った作品。。
映画の後の監督のトークも楽しみ。

もう一つが、

おおさかシネマフェスティバル特別プレミア上映
オース! バタヤン
2013年/95分/配給:アルタミラピクチャーズ 長編ドキュメンタリー
出演:田端義夫、浜村淳

なんと、93歳になったバタヤンこと、田端義男さんが、大阪は鶴橋の小学校で行ったコンサートのドキュメンタリー映画。
なんて魅力的なんでしょう。
浪さんとほぼ同い年やんか〜

いつからかこういう映画に惹かれるようになった。大手メジャー映画の夢の世界より現実を描いた問題の中に、自分を投影することの方が私にはたやすいということなのか…とも思う。
私がメジャー映画が楽しかった作品は「ロード オブ ザ リング」が最後なのか?これは原作の指輪物語も全巻読んで面白かったんだけど。この時、ヴィゴ・モーテンセンに恋をしました。あのアラゴルン。忘れられない。

けれど最近見た「レ ミゼラブル」には、どの登場人物にも自己投影が出来なかった。誰かの目になれず、俯瞰してるみたいに歴史絵巻を眺めていた感じだった。音楽は素晴らしいのだけど。やっぱり、変人なんだろな。そして全体にはキリスト教を強く感じた。
私は、仏教徒でもなく、神道もキリスト教もイスラム教もさらには、新しいキリスト教系神道系などどの宗教も信仰しない。
けど色んな信者の方とは仲良くお付き合いさせてもらっているが、神社でさえ行かない。そんな私は宗教の感性に触れると独特のものを感じてしまい、余計に色々いらんことを考えてしまうから感動から遠ざかるのかもしれない。

話がずれた。のでそのままずれる。
人はそれぞれ求めるものが違う。だから面白い。同じものや事に出会い、同じように感じる共有の楽しさがない訳ではないが、違う感性とその場に共存することで、さらなる刺激とワクワク感を得る方が私は好きだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です