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2004年02月28日

アカデミー賞

29日には、アカデミー賞の授賞式があるそうだ。映画は好きだけれど、熱狂的なファンでも映画の裏の裏まで楽しむマニアでもない。
そう、気分転換というやつた。映画館の巨大スクリーンに求めるものは、夢。ひととき2時間弱ひたれる世界。なので、ひたりきれない場合はやはりブーイングである。

アカデミー賞はメジャーな映画、特にアメリカ映画の大作オンパレードでまあ、賞をとったやつは見といても、あんまりはずれはないやろ・・・・などとうがった考えをもっていてこのところ滑っている。

BSでアカデミー賞をとった映画を70本放映している。毎日みてるわけではないが、このところたまたま観てしまったものが3本ある。
どれもう~んとうなった。2時間すててしまった感のあるのもあった。特徴は、どれも淡々としており、それだけでなく無理な設定があったりで興ざめするときがあったな。そんなもんなにやろ~といいながらも、虚構に引き込まれていくという良い作品もあるのに・・だ。

今日は、正確には土曜日「サルビアの花」という精神病院ですごす女の子たちの話であった。
ウィノラ・ライダーとアンジェリーナ・ジョリーが主役(やつれてすごみがあったけど美しい)だったが、精神の病は、誰にでもある一部分だけが強調されているに過ぎないものだ。という、言葉が印象的だった。

その特徴ある一部分にとらえられて、抜け出せない状態とも思う。
人の特徴と言うのは、よくもわるくも傾向である。そうしようとする行動パターン、思考パターンとでも言うものだろう。自分でもわかってるんだけどどうしようのないものは、ホントに誰にでもある。それが、対自分・対他人・対社会に障害を来たす場合、問題になるだけで、ホントに多様な人間がいきてるのは確かなこと。

後は、どうコントロールするか?ということだね。操縦不可能たって?

アカデミー賞に話を戻そう。そうそう、その前に見たやつは「ピアノレッスン」だった。信じられないような海辺のピアノ。湿気と潮風でアカサビだらけになって、ちっとも動かなくなるのに・・・・
良く、ニュースステーションで夜の滝をライトアップして生ピアノを置いて、羽田健太郎が弾くというのが、あったな。いかにもテレビの人間が考えそうな・・・楽器がかわいそうな、無残な情景である。

ああいうのもアカデミーとってんだ。たいしたことないな~って思ってしまうのは私だけか?

でも、ロードオブザリングは楽しみ。とても愛する映画です。まだ、3部作の最後が見れてない。じっくりひたりたいから。

文庫の6冊も1部を見てから読み出してとっくに終わった。膨大な世界がそこにはあって、描ききれない冒険が、本には詰まっている。でも、映像になった、フロドたちがイメージの中で進んでいく。これまた、楽しい。

でも、昨年のボーリングフォーコロンバインが賞をとったのは評価するよ。

投稿者 pianocraft : 2004年02月28日 00:36

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