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2004年04月15日

本物の祈り

ずっと、イラクの情勢は好転しない。どころか、また、ファルージャへの米軍の攻撃が延期されたとしても、死者を増やしてばかりだ。

フィリピンは軍の撤退を検討している。日本は?

拘束されている日本人の家族にいやがらせが相次いだという。もっとも醜い人の心を見たように思う。。自分より困って、弱っているものを、踏みつけにして優越感という見当違いの快感を得ているやつがいるのを知ると気が滅入る。共感ともっとも遠いところにいる、想像力のない。あるいは、そんなこと考えたこともないそういうヤツ。

もう少し、自分のことを振り返ろう。祈りよりも行動、願いよりも一歩。そう思う。でも呆然としているならば自分のことでなく本当に3人のことを祈りたい。

私も本当に、祈ることなどできなかった人間だ。ほんの、少し前まで。でも、心から苦しみを共感して、深く思考に旅立つと、強い思いが湧きあがってくる。

首相、外務大臣などにメール送る作戦もある。募金もできる。デモや行動もできる。探せばじっとしていられない。その気分を、何か形に変えることはできるはずだ。

本物の祈りは、本物の行動にも結びつく。とわたしは感じる。

投稿者 pianocraft : 2004年04月15日 01:09

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