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2006年11月12日

言葉でなく、平和な気分になること

大阪の北摂には、箕面の滝がある。滝道を子供が小さいころは何度か上がり、途中の箕面昆虫館に立ち寄った。
その滝道を5分ほど歩いたところに、「橋本亭」というカフェがあり、その2階の清流の間というところで、今日のライブはあった。明治45年に立てられた旅館を改装し、リニューアルして2年目の風情のある、畳の部屋でのフォルクローレライブ。
友人のさわちゃんの生き生き元気なステージは楽しかった。そうそう、グループ名は「グルーポ ウヌ」

アコースティックで違う文化の違う民族の音楽を聴いていると、こうして色んなものを楽しみめる平和っていいよな~と思ってしまった。戦時になり、言論だけでなく、敵国の臭いのするものは排除されたり、イラク戦争のときは、中東系のアメリカ人はいやな思いをしただろうし、実害もあったと思う。

太田光と石破元防衛庁長官のディベートを昨日のTVでやっていたのを思いだした。
武器のない世界なんて、紛争のない世界なんて、来ればいいが、来るはずがない。という前提で進められる、「核武装論議」。政治カードとしてでも、持ってはならぬものというのは、今も増えるヒバクシャの存在を知れば明らかなことだ。

そんな憂鬱な気分をときほぐす、そんな音楽を聞かせてくれてありがとう。
滝まで歩き、友人と楽しいときを過ごした。赤ん坊を連れた猿の親子ともであったけれど、急に寒くなった気候になんだか心配してしまった。自然は、超然とある。人だけが、じたばたする。

投稿者 pianocraft : 2006年11月12日 23:07

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