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2008年03月22日

映画「パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)」本日より東京で公開


映画「パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)」予告編

DAYS JPANの編集長である広川隆一さんのドキュメンタリー映画「パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ」今日、東京で公開をスタートさせた。広川さんは、23歳のとき最初はイスラエルのキブツの農場で働いていた。そこで見た疑問がスタートだった。

 映画「パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)」公式サイトより引用(以下)

その広河が、みずからの原点を見つめる。1967年、23歳の広河はイスラエルに行き、社会主義的な共同体キブツダリアで暮らしていた。イスラエルが広大な占領地を手にする中東戦争後、広河は、働いていた農場で気がかりな風景と出会う。サボテンが群生する「白い廃墟」。それはかつてパレスチナ人が暮らしていた村の跡だった。村の名はダリヤトルーハ。今は地図にその名はない。「ホロコーストを経験したユダヤ人のキブツが、パレスチナ人の村の土地に建てられている」。その事実に衝撃を受けた広河は、失われた村の住民を捜し始める。それは、現在も続いている「破壊と追放の歴史」を辿る旅でもあった。パレスチナの戦乱や和平をめぐる動きを取材しながら記録されていく、荒涼たる廃墟となった村々の姿や、パレスチナ人、ユダヤ人による生々しい証言、次第に浮き彫りになっていくNAKBA……。

そして、ついに広河は「白い廃墟」、ダリヤトルーハの住民たちと巡りあう。

大阪での公開は4月19日~5月2日 シネヌーヴォ にて

チベットでの弾圧、暴動(民衆蜂起と言う人もいる)の報道を見ていると、パレスチナの長年の苦しみを思い起こす。決してすべての中国人がチベット人の敵なのではなく、同じく全てのイスラエル人がパレスチナ人と対話を望んでいないということはない。本当に歩み寄って生きていくという可能性を見つけるのは難しいと私たちは知っているけれど・・・。
うにさんのブログでイスラエルでも中国を批判する運動をする人たちがいることを知った。
そのように、声をあげる人が同時に心を痛めている問題が自分の国の中にもあると知っているかもしれない、「人の揚げ足をとる」のをやめにして、そのことで他の意識が一つでも前に進むことを望む。

投稿者 pianocraft : 2008年03月22日 13:45

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