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2010年09月13日

リレー・フォー・ライフ芦屋~歩いて歩いた~

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週末、がん患者(サバイバー)、家族、支援者などが「がん」を関わる人々が互いに孤独にならずに勇気をあたえられるように、お互いを語り合ったり、「がん」に対する啓発を行うイベントに参加した。

新聞記事
神戸新聞 http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0003425509.shtml
毎日新聞 http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20100905ddlk28040223000c.html

どうやって参加するかといえば、参加者は土曜日の夕方からリレーで夜通し歩き続ける。もう1つは、ランナーとして夜通し走り、走った周回によって募金を受け付けている。ABCの三代澤アナウンサーも昨年に続きチーム参加していた。(私は、お会いしなかったけれど。)

私も、歩いた歩いた、チームフラッグをもって、ちいさいチンドン太鼓を鳴らしながら友人達のリコーダーに合わせて楽しく歩き、休み、休み、歩き。

昨年は車椅子で参加していた、とても強い心をもっている美しいサバイバーの女性が天国に行ったと聞かされた、追悼の会の端っこで思いを聞いて共有させてもらった。彼女との一瞬のかかわり、すれ違いのような出会いの中でさえ、「残された人生を生きる」明るい言葉に本当に末期のがんでありながら美しく生きていた姿を見て、父にこんな風な人がいるんだと伝えたことを思い出す。その父も今は同じく天国に行った。

「がん」ほど、不思議なイキモノは知らない。自分の中で毎日生まれ変わる細胞の中で生まれる変なヤツ。いつか命まで奪う。
なので、がんが自分の体にいることを見つけたら、闘うのか、共に生きるのか、負け越して命を捕られるのか。どうなるか分からない。けれど、リレー・フォー・ライフで繋がった絆は延々つづく。この場所は、多くの人にとってとても重要な、居場所なんだと。

最後まで良く生きること。死んだらあっさりと儀式から開放され、土にまみれることが私の希望です。

投稿者 pianocraft : 2010年09月13日 23:05

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