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2004年02月25日

学校・幼稚園ウイーク

たまには、仕事のことも書いておかねばな・・・と思った。

本日より怒涛の学校・幼稚園ウイークなのだ。年度末になると、工事が多くなると最近でもぼやいたのは、私自身であったが、この年度末に仕事を依頼されるのが、学校などである。

今日なんてすこしあったかかったので、楽であったけど、3月はじめ卒業シーズンというのは一度、めちゃくちゃ寒くなったりする。そんな折に、広~い体育館のピアノを調律すると言うのはなかなか、きびしい。

家庭周りの場合、たいてい暖房は問題ない。

そういえば、それぞれ家庭によって体感温度が違うのか、我が家モードが働いているか?
部屋の暖かさで、適温と思っている温度というのは結構違う。
我が家は、まじきりのないリビングに布でいちおう、まじきっているので、風がスース―して冬はなかなか、暖かすぎるなんていうことは起こってこない。(夏は暑いしね)

あったかすぎる部屋や、さむいやん~という部屋いろいろで、本当に寒いとき指がかちかちになっているのに、橋からはしまでピアノを半音階を弾いて音の調子を確かめるのがまずつらい。

学校でだだっぴろい体育館も同じ、ぽつ~んと調律している。寒いし。あーやだ。

でも、調律の時、暖房もクセモノだ。寒い日、調律師がやってくるので、つめた~い部屋をあったかくしてくれていたりするお客さんもいて、たいへんありがたいのだけど、その温度変化が
急激であった場合。

調律はなかなかまとまらない。調律の間中に結構な温度変化があるから、弦の伸縮などの影響がもろにでて、はじめた頃の音とあとの方の音、特にオクターブでむちゃくちゃになるときがある。また、一から、拾いなおさなくてはならないのでちょっとあったかすぎの場合は、暖房を切ってもらう。まだ、寒い方が良い。その部屋はだいたい、寒いことが多いのであろうから・・・・

また、そうして暖かすぎの中で調律したピアノは、後日狂うんだな・・・・なんとかまとめてやっと終わったと思ってね。

ピアノがいつもある環境に近い形で調律させてもらうのがいちばん持ちがいいでしょう。
ホールのように、ピアノ室で大切に温度・湿度管理されてるピアノではないからね。

やはり、生の楽器です。ピアノは。息をして、空気を使って音を響かせます。

投稿者 pianocraft : 2004年02月25日 00:09

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