« 70年代 | メイン | スパム »

2004年09月15日

9.11からどしゃぶりの雨まで

あんまり、デスクトップのネット表示が遅いのでノートで書いている。

9.11が過ぎ、やはりニュースで「グランドゼロ」で犠牲者の名前を呼んでいるシーンを見ると胸が痛い。けれど、狂気のような星条旗一色のアメリカがまい進したもの。はなにか?

それは、個人情報よりもテロから身を守るという選択だ。アメリカはそうでなくとも銃社会だ。かねてから、いのちを危険にさらしながら、不安のために銃をもってしまう構造。また、ならずもの国家の抑止力のためにもつ、核兵器。そうして、自由の国アメリカは自由も捨てた。

テロのために。だが、もう一方でテロのために、戦争を仕掛けた。

ファルージャではまだ、一般人が女が子供が殺されている。13日のことだ。

そんなニュースを捕まえては、苦しくなるのだが、日本だって、殺人は日々重ねられている。

小さなこども、死刑囚。名前のついた人間の死。はるかに多い、無名の死。人間の命は重いのか?はかないのか?

今日の昼ころ、宝塚を車で走っていた。土砂降りの雨で、前方が見えない。稲光は目の前にあらわれるし、一時信号も停電し、濁流のような雨の流れる道路を舟をこぐような気分で・・・・
実際、水しぶきは船がすすんでいるかのようだった。

でも、1時間もしたら、すっかりくもは姿をかえて、日が差し込んできた。

一時、台風で水害にあった地域のことを想像した。やはり、自分の想像力などしれている。
たいへな被害のあと。みんな、気を取り直して、大地に足をふんばっているんだろうか?
こころからお祈りする。

投稿者 pianocraft : 2004年09月15日 00:04

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.pianocraftwork.com/mt/mt-tb.cgi/93