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2004年02月29日

旅ははるかな記憶に

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砂漠の悪魔とうい名前のカワイイ生き物です。昨年の3月に旅した思い出のヤツ。手のひらに乗るくらいの大きさで、オーストラリアの砂漠の赤砂に混じって、ひときわ美しい姿。この旅の話は、ほとんど一年封印していた。

別に理由があるわけではないのだけど。旅行記は、なんかつまらないでしょ。他人のは。
でも広い赤砂と巨岩のウルルを見たときは、異形の神か?とも思ってしまった。神様論はずっとテーマだね。このときも、原住民のアボリジニの人々にとっての大地の赤い岩は、それはそれは、偉大なる神の創造物あるいは神そのものであったのだろう。

人間の脳みその中の救いをもとめる神経は実に手前勝手で、自分の想像のそして創造の主を求めてしまっている。意識する、しないに関わらず。

大きくて、広くて、あらあらしくて存在をしつづける。そんな風景をやっぱり時々見たくなる。
一緒にその風景の一部になりたいと思うことがある。自然の地球の姿というのは、あらゆる人間の造形物より多様で、巨大であるいはごく小さい。そんな無差別な姿を、感じとれるときにとても生き物としての幸せを感じる。

何だか、今日は抽象的。

投稿者 pianocraft : 2004年02月29日 22:47

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