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2004年03月02日

フィラデルフィア

また、今日もBSで映画を観てしまった。暇やな~って。つい魅入ってしまう。10年ほど前にやはりBSで観たのだったが、あらためてまた、観てしまう。
タイトルは「フィラデルフィア」1993年。トムハンクスがガリガリのエイズの患者になって、話題を呼び(10年経ったいまのぶくぶくが信じられない。)オスカーを取った映画である。
共演は、デンゼルワシントン。トムハンクスのゲイのつれあいがアントニオバンデラスと豪華。

根っこの問題は、トムハンクスふんする弁護士が解雇された理由はエイズであり、同性愛の差別による不当なものである。という裁判を描く。エイズを発症してしまい、もう命も尽きようとしている弁護士をゲイは大嫌いだが、法に反するということに敢然とたちむかうもうひとりの弁護士、デンゼルワシントン。同性愛にたいする偏見からじょじょに解放されていく。

これを今、みていてカリフォルニア州の同性愛結婚の承認とそれに伴う、2/24ホワイトハウス記者会見でのブッシュの大反対の論争をリアルに感じた。
キリスト教右派。保守派の考えがあってのことだが、この映画ではそのもっともっと原点ともいわれるような人間への恐怖心・・・異なるものへの(邪教ととらえることもできるだろう。)が嫌悪感になり差別へと繋がっていく。そういう点を裁判で突いてみせる。

アメリカは多様な人種と自由な志向・思考の国であるという反面、大きな、軋轢をかかえながらいつも、大陸プレートがじわじわ迫るように、いつか大地震を起こすのではという危険をはらんだ国だな~と思わずにいられない。

ステレオタイプに考えるのは、嫌だし、間違いに陥るので気をつけなければならないが、日本にはないマグマだね。と思ってしまう。

投稿者 pianocraft : 2004年03月02日 23:42

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