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2006年03月03日

日本のブルースマン

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今日、NHKBSで「木村充揮スペシャルライブ~憂歌団から30年~」を見た。NHKホールで2日間、音楽仲間に囲まれてしあわせな木村充揮であった。

ホールの熱気がうんと伝わる放送だったが、そこに出てくるミュージシャンの顔が懐かしく、フルネームで呼べるそんな人たちばかりだった。

上田正樹、有山じゅんじ、正木五郎、藤井裕はベースマンで、いつも黙って(あたりまえなのだが)演奏する姿が好きでファンだった。これは、上田正樹とサウストゥサウスのメンバー。ウエストロードブルースバンドからは、永井隆、塩次伸二、ブレイクダウンから近藤房之助(ちびまるこちゃんのぴーひゃらもやっていた)
ドラマでなくフォークシンガーとしての泉谷しげるや懐かしい名前加川良。
若い人も木村を尊敬する。大西ユカリ、Leyona(この人はこんなにブルースハープがうまかったんや~)
ブルーハーツの甲本ヒロト、BEGIN。

幸せな人やな。と思う。まず30年音楽をやっていけたこと。そしてこんなに大勢のミュージシャンから愛されている事。憂歌団が全盛のころ、関西はブルースで評判だった。大阪のバンド、京都のバンドと多くのブルースバンドが生まれ、ライブハウスがあちこちにできた。
アメリカのブルースマンを日本に呼んでコンサートも開かれたりした。
ジョンリー・フッカーは、結構後になって日本に来たが(たぶん20年くらい前)京都の磔磔でのライブで帽子を観客に投げ、それを手にいれてしまった。
ともかく、関西ブルースシーンは豊かで、東京にはない音楽のある風景が1970年代の独特のものだったと思う。

今は、体のサイズが一回りもニ回りも大きくなった、50代のミュージシャン達が、わたしのあこがれの人たちであったことは言うまでもない。これからもライブで楽しそうな顔をみせてほしい。
じじばばになっても音楽やろう!というのが私や友人との約束なのだがけっこうその日が来るのは早いのかもな・・・と最近はつくづく日々の過ぎ去る速さと共に思う・・・。

投稿者 pianocraft : 2006年03月03日 00:20

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コメント

わたしも見たかったです。なんだかいいなぁとおも得る番組とか映画とかに,もっと出会いたい。pianocraftさんのようにこまめにいろいろみるパワーが今はないので。『ホテル ルワンダ』も『イノセントボーイ』も,映画を見に行く気力がなくて原作を買いました。ぼちぼち読みます。

投稿者 KATEK : 2006年03月03日 05:32

KATEKさん、こんにちは。
たまたま、このBSの放送は観たのです。良い番組もたぶん多く見逃しているのと思うのですが。映画に関しては、なかば自分に「いかねばならぬ・・」的感じがありまして、でないとスケジュール追っかけるのって大変ですからね。DVDで見れる作品ならば、ゆっくりと自分の都合にあわせればいいのではないでしょうか?

こういう映画が図書館にあればいつでも見れていいでしょうね。

投稿者 pianocraft : 2006年03月03日 23:25

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